「薬師の霊泉」霧ヶ城の城主が、薬師如来を祀り、親しまれた岐阜県恵那ラヂウム温泉館
建久三年に発見され、落ち武者が傷の治療で用いられ人々に広く、知られるようになり薬師の霊泉と呼ばれた。
建物、温泉の雰囲気はレトロな、イメージで不思議な風情。
岐阜県恵那市の北にある「恵那ラヂウム温泉館」は、JR恵那駅より車で約5分の所にあり、中央道・恵那IC下車、恵那峡方面へ約3分の所にあります。
少し小高い丘の上にありその外観は、昭和30年代にタイムスリップした様な気持ちになります。その当時を感じさせる雰囲気のある温泉宿、日帰り温泉です。
今回は日帰り温泉だけでしたが、駐車場には、帯広、栃木、埼玉と遠方からの車が多く止まっており、ネットを見て来られたのか混んでいました。館内に入るとエントランスはなぜか懐かしい不思議な風情でした。
風情溢れる恵那ラヂウム温泉館外観
館内イメージ
水蒸気の成分を鼻から吸い込んで、ゆったり気分で。
お風呂は、フロントがある建物から少し離れた別棟でその名も温泉館です。
お風呂は、男女別で内湯のみです。最近の天然温泉で見かける新しい設備はなく、昭和の時代を感じさせる、極めてオーソドックスな造りです。この温泉がオープンした当時から何も変わっていない様です。男風呂は2つの浴場に分かれ、広い内湯は2つに分割され温かめの適温の岩風呂になっていましたが、隣の方は岩風呂ですが、洞窟の様で狭く2人が入るのが精イッパイと言う感じでした。
女性のお風呂は、チラシを拝見すると男性風呂より広く木曽岩で作られた温泉と紹介されていました。こちらは泡風呂機能が付いているそうで、こちらの方が本当に温泉に来たな?と感じられる写真でした。ただし浴槽は1つのみだそうです。残念なのは周りの環境はいいのに露天風呂がない事です。露天風呂を作るスペースがなかったのかな?。温泉施設としては、古くさいかも知れませんが、全体のイメージとしてはいい雰囲気です。
温泉館外観
浴場・岩風呂
薬師の霊泉 恵那ラヂウム温泉館
日本で七番目の恵那ラヂウム温泉は、身体をほぐし、顔や身体の肌を美しくして、若返り、不老長寿に良く効く薬師の霊泉ラヂウム温泉です。
源泉掛け流しでその温泉効能は、
慢性リューマチ、神経痛、尿酸結石、慢性胃腸カタル、慢性皮膚病、貧血、動脈硬化、外傷性後遺症など
「恵那ラヂウム温泉館」
宿泊施設 収容人員 80名 総客室数 36室
宿泊料金 7500円~(1泊2食付・1人)
日帰り温泉 料金 大人(小学生を含む)600円
幼児 300円
営業時間 午前10時~午後8時(受付)
住所 岐阜県恵那市大井町1685-7
電話 0573-25-2022
http://www.radiumonsenkan.jp/
お食事処・テーブル席
(ぶら旅ネット K.Yamada)